教育イノベーター川口泰輝のノート

シリコンバレーが注目する「NINSHIKI Technology(認識技術)」をベースにした新教育経済Edunomicsについて語ります

第1回AIが変えるビジネス環境 【シリーズ】Society5.0時代を牽引する新教育経済Edunomics

みなさん、はじめまして。

教育イノベーターの川口泰輝です。

 

今回からシリーズで、Society5.0時代を牽引する新教育経済Edunomicsについてお話していきます。

 

みなさんは、AIが急速に広まっている今の世の中をどのように見ていますか?

読売新聞の特集で紹介された安宅 和人氏の基調講演では、「現在の産業の多くは「ヒト、モノ、カネ」ですが、「ヒト、データ、キカイ(AIやIoT、ロボティクス)」に移行していきます。」(※)と書かれています。

また、新聞やニュースでは「近い将来AIに仕事が奪われる」とも言われている状況です。

(※)「データ×AIは世の中をどう変えるか?ーSociety5.0で変わるあなたの暮らしと仕事」(http://www.yomiuri.co.jp/project/mirai/5/lecture1_1.html)

 

「AIに仕事が奪われる」と聞いて、みなさんはどう思われますか?

「今日明日で仕事が奪われるわけではない」

「自分とは関係ない」

「不安だ」

「何だかんだ言っても最後は何とかなる」

など、さまざまな意見があるでしょう。

 

ここでは、AIがビジネスに与える影響について考察してみたいと思います。

現在の産業が「ヒト、データ、キカイ(AIやIoT、ロボティクス)」に移行すると、これまでのようにモノを大量生産する必要がなくなります。なぜならIoTで消費者のニーズはピンポイントでわかるようになるため、売れるものしか作らなくて済むようになるからです。
つまり、売れ残りと売り逃がしが ほぼゼロのマーケットが実現します。別の表現をすれば、多くの商品が手軽にオーダーメイドで入手できるようになるとも言えます。
これは地球資源の観点からみてもムダが無くエコでしょう。
これまでの機械ビジネスのコストの大半は設備投資と人件費ですから、AIが普及しキカイがほぼ全自動で商品を作ってくれるなら安価でキカイ(設備)も入手でき、大幅なコスト削減が期待できます。

さらに、これまで人間にしかできないと思われていたサービス業も、人間の仕事を解析して再現できるようになったロボットによって代替されていく可能性が高いです。

 

すると、最後に残る「ヒトにしかできないこと」とは何でしょうか?
いざAIに仕事が奪われた時、あなたは何をしますか?何をできますか?

 

「その時」が来た時に慌てないためにも、今、自分や家族、子どもの将来について考えておくのが賢明でしょう。

きっとこのエントリに興味を持たれた あなたは賢い選択をされるはずです。

これからシリーズでSociety5.0時代を生き抜くための知恵を、みなさんと議論していきたいと思います。

どうぞご期待ください!

 

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